はじめに注意です
- 前半:ネタバレ無しの感想
- 後半:ネタバレ有のストーリーを解説
で構成しております。
前半部分はネタバレを控えていますが、
後半部分についてはネタバレとなっております。
誤って閲覧した際の責任は負いかねますので
本記事を閲覧する前に必ず注意をお願いします。
新たな単語や解説、考察は別の記事で細かく書きます。
前半は、
見るか迷っている方への感想、
予習が必要かどうかの準備などを解説。
後半は、
既に映画館で視聴した方や、
視聴してもイマイチ不明点が多かった方、
もう一度見る前の復習としてある程度のあらすじを記載します。
ネタバレ無しの感想
1回目を見終わった感想を一言…
やはり一筋縄では終わらない
これが率直な感想です。
シンエヴァンゲリオンを視聴しようと思っている方は、
おそらく”ちゃんと”完結するかどうか気になっている方が多いと思います。
そのためエヴァファンにとって
それ自体がネタバレに繋がるので詳しくは語れないですが、
ちゃんと着地はするのでご安心下さい
とりあえずこれは保証できると思います。
ただし”着地の方法や経路”については
いつも通り賛否両論ある形になります。
とはいえ、
エヴァに対して説明不要のわかりやすい
完結を求めるファンはいないと思いますが…
また、
エヴァといえばどのヒロインを推すかで
議論するのがお決まりとなってますね。
シンエヴァンゲリオンでは
どの推しのファンも興奮すること間違いないですね、
レイ、アスカ、マリ、それぞれの魅力が存分に出ます。
マジで可愛いです。サイコーです。
何度でも言います、マジで今作ヒロインかわいい
とにもかくにも、
今作の内容も誰かといち早く共有したくなるような
考察しがいのある内容なっています。
もちろん、
SNSでネタバレが横行するのは作品の性質上、
必然な気がしています。
もちろん悪意のあるネタバレを擁護するわけではありませんが…
なので一日でも早く劇場で見ることをオススメします。
おススメの鑑賞方法
本作は、
3種類の鑑賞形態がありますが、
初日に3種類で鑑賞したのでおススメ順位を発表します。
- IMAX
- 4D版
- 通常版
おすすめはこの順番になります。
基本的にアニメ映画は3Dに対応しない作品が多いので、
4D版やIMAXの最大ポテンシャルは引き出されません。
なので個人的には「DOLBY CINEMA」
で観たかったので残念です。
とはいえ、
IMAXの音響や映像美は通常版と比べると
迫力が段違いなのは確かです。
4DXについては、
4DXのポテンシャルが存分に発揮されています。
今まで何度も4DXの作品を鑑賞してきましたが、
トップクラスのアトラクション性があります。
そのため4DXでは注意が必要です。
ポップコーンや飲み物がこぼれます。
実際に隣の方は大惨事になってました。
今まで何度か4DXを体験したことのある方にこそ
注意していただきたいと思います。
これらの理由から
最初に鑑賞するときはIMAX
2度目以降は4D版か通常版で鑑賞。
この鑑賞方法をおススメいたします。
ストーリー(ネタバレ)
いよいよ後半部分になります。
この先の閲覧は全て自己責任になりますのでご注意願います。
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- ダイジェスト
- パリ戦(VS ネルフ)
- オープニング
- 第3村での暮らし
- 最終決戦準備
- 大和作戦
- 死後の世界
- NEONGENESIS
- 結末
- エンディング
ダイジェスト
これまでの新劇場版3部作である
「序・破・Q」のダイジェストが流れて幕を開けます。
ちなみに
「これまでのエヴァンゲリオン」
というセリフは今作ではマリの声でした。
パリ戦(VS ネルフ)
新劇場版おなじみのマリの歌声からスタートします。
(昭和の童謡かと思いますが、世代的に曲名がわならないです…)
舞台はパリ。
マリたちWILLE(ヴィレ)一行は
エヴァの予備パーツ等の物資獲得を目的に、
ユーロネルフへ来ます。
パリはニアサードインパクトによって
コア化してしまっており、
L結界密度も高く人間の活動限界が数分の世界。
そんな中、
赤城博士やマヤ率いる技術班が命がけで
とある装置の上に降り立ち、
再起動を試みます。
その装置は
人外の言語でプログラムされた
「アンチLシステム」が搭載されている
「ユーロネルフ第一号封印柱」でした。
ユーロネルフが
既に「アンチLシステム」の起動を試みた形跡がありましたが
どうやら起動が間に合わずパリ全体がコア化してしまったようです。
その成果として
マヤ達技術班は35%の作業工程をスキップすることができました。
しかしながら、
航空型兵器「エヴァンゲリオンマーク44A」
二足歩行充電兵器「エヴァンゲリオンマーク44B」
そして44Bの電気を利用するボスキャラ「エヴァンゲリオンマーク4444C」
といった、
使徒のような姿をしたエヴァンゲリオン(ネルフの兵器)
によって拒まれます。
これは冬月がWILLEの動きを読んで
予め準備していたと考えられます。
マリの活躍により、
エッフェル塔を4444Cにぶっ刺したりして、
なんとか難を逃れたWILLE一行。
アスカやシンジ救出や最終決戦に向けて
準備に入るのでした…
オープニング
場面は一変してQのエンディング直後へと変わります。
コア化した街並み…
徘徊するエヴァインフィニティ…
生きる活力を失ったシンジ…
目的なくついていくレイ(仮)…
そんなチルドレン達のもとへ
シンジの同級生、相田ケンスケが車で駆けつけるのでした…
第3村での暮らし
シンジが目を覚ますと
そこはとある診療所でした。
目の前に現れたのは同級生の鈴原トウジ。
当時学級委員長を勤めていたヒカリと結婚し、
ニアサードインパクトの生き残り集落「第三村」
の診療所に勤めていました。
第三村はWILLEが運営する支援団体
「KREDIT」により生活を保護されていました。
(Qでトウジの制服が登場したときはてっきり
既に亡くなっていると思ったので凄く嬉しかったです…)
しかしながら
生きる意味を失ったシンジは何も反応しません。
一時はトウジの家に引き取られたシンジですが、
その後に合流したケンスケの家に移るのでした。
ケンスケの家にはアスカがいました。
何でも多くのリリンと過ごしたくないのだとか…
真っ裸のアスカを見てもシンジは反応しません。(旧劇でアスカを見ながら自〇行為したときとは大違い)
しかしながら、
シンジが久方ぶりに反応を見せたのは、
アスカがつけていたDSSチョーカーでした。
DSSチョーカーを見たシンジは
カヲルの最後を思い出して嘔吐してしまいます。
そんなこんなで数日が経ち
半植物状態になってしまったシンジを
見かねたアスカはシンジに説教をします。
「なぜあの時ガキシンジに殴りかかったかわかる?」と
もちろんシンジは何も答えませんでした。
シンジは何も言わずに家出をし、
旧ネルフ施設の跡地で過ごすことになります。
一方、綾波(仮)はというと、
トウジの家に住み着き
村民のおばさんたちと農業に励んでいました。
そこで「序・破」で見せた感情に近い、
人間味の溢れる感情を養っていきます。
そんな平和な時間もつかの間、
綾波(仮)のプラグスーツの電源がダウンし、
手のひらからコア化の兆候が見え始めます。
ここから、プラグスーツが
綾波(仮)の身体を保つ装置を担っていたことがわかります。
ここでなんと
綾波(仮)が涙を流したのです。
(マジで衝撃でした…)
翌朝から何か吹っ切れた綾波(仮)は
プラグスーツを部ぎ棄てて様々な衣装を着たりします。
(ここで中学校の制服を着るのですが泣きそうになりました)
感情豊かになった綾波(仮)の影響もあって、
生きる活力を取り戻したシンジは
ケンスケと共にKREDITの実験場へ行きます。
そこでは
「相補性L結界浄化無効阻止装置」の実験を行っていました。
この装置は「ユーロネルフ第一号封印柱」と
同じものだと思われます。
この装置で第三村もコア化せずに済んでいるのです。
この実験場で出会った少年が「加地リョウジ」
ミサトと加地の息子でした。
ニアサードの年に生まれた14歳です。
加地はニアサードを止めるために犠牲になりました。
ミサトも一緒に行く予定でしたがお腹にいる子供を
加地が気にかけ、それを止めました。
そして日が経ち、
綾波(仮)は身体を維持できずに
シンジの目の前でLCL化してしまいます。
時を同じくしてアスカを迎えに
WILLE一行は第三村へと赴きます。
そこへ現れたシンジ。
ヴンダーへ戻る決心を告げたシンジを
アスカが電気銃で眠らせて場面は変わります。
最終決戦準備
様々な物資を蓄えたヴンダーは来る決戦に向けて備えます。
本来のヴンダーは
人類補完計画で滅ぶ人間以外の生命を絶滅させないため、
生命の種を運ぶ役割があったのです。
加地が育てた「スイカ」を含めて
数多の種がヴンダーへと運び込まれていきます。
これは
加地が人類補完計画を止めることができないとわかり、
生命を地球外へ存続させるために開発したからです。
それをミサトは計画阻止に使うことを決心していました。
WILLEのメンバーは
ネルフ反乱の際に使った青いバンダナを腕に巻き付け、
各々が決意をします。
一方シンジはヴンダー内で監禁されます。
ただしDSSチョーカーはついていません。
シンジの元へ最終決戦直前のアスカとマリが訪れます。
そこでアスカは
「あのとき殴りかかった理由がわかる?」
とシンジに問います。
「3号機が浸食されたときに責任を負うのを恐れたから。
殺すのも、助けるのも、何も決めずに責任から逃げたから」
納得のいく回答をもらったアスカは
ニアサード前のシンジが「好き」だったことを告白します。
その後、
第13号機を乗せたネルフ本部が黒き月とともに
最終決戦地「サードインパクト爆心地・旧南極」
に到着した知らせを受けます。
そしてWILLEもネルフの後を追うようにして
旧南極へ移動を開始します…
大和作戦
ネルフを追いかけて、
WILLEも旧南極へと到着します。
しかしそこには
ヴンダーに似た戦艦「エアレーズング」が待ち構えていました。
激しい戦艦バトルを繰り広げたのち、
ヴンダーはエヴァインフィニティの大群がひしめく
L結界の中へと逃げ込みます。
※本来人間がL結界の中に入ることはできないが、
加地が開発した装置で入ることができている。
しかしエヴァインフィニティの大群の中から現れたのは
もう一隻の戦艦「エルブズュンデ」でした。
ヴンダーは二隻の戦艦に挟まれながらも、
何とか窮地を脱出します。
その先には黒き月とネルフ本部がありました。
そしてネルフ本部に対して
両翼につけていた小型無人戦艦をミサイルとして打ち込みます。
(この攻撃方法から「大和作戦」という作戦名がついたと思われます)
しかしながら、
ネルフ本部を崩壊させるにはいたらず、
「新二号機」と「改8号機」が13号機停止を目的に降下をはじめます。
その行く手を阻むのは
「エヴァンゲリオンマーク7」の群れでした。
マーク7の大群と激しい戦闘を繰り広げた
「新二号機」と「改8号機」は何とかネルフ本部へと降り立ちます。
降り立った先にも
“球体にエヴァの腕を2本生やしたような兵器”に邪魔をされますが、
この相手をマリが引き受けてアスカは先に13号機の元へ行きます。
2号機が予め装備していた
エヴァを停止させる装置を13号機に突き刺そうとしますが、
13号機に怯えた2号機が自身のATフィールドによって阻止してしまいます。
(13号機はATフィールドを持たないため)
何としても13号機を停止させたいアスカは
最後の手段として「裏コード999」を発動します。
2号機に「エンジェルブラッド」を流し込み、
2号機を半使途化させます。
同時にアスカは
左目に封印していた第9使途を開放し、
アスカ自らも使途化させます。
そして
2号機自身が発していたATフィールドと
使途化したアスカのATフィールドを中和させて、
エヴァ停止装置を差し込もうとしたそのとき、
13号機が再起動してしまいました。
13号機に元々刺されていたロンギヌスの槍で
貫かれてしまった二号機は使途化が解けてしまいます。
その間、
ヴンダーは再構築されたマーク9に浸食されて
コントロールを奪われてしまいます。
第9使途のN2機関を取り込んだ13号機、
「ガフの守り人」である4機の戦艦、
黒き月で代用したツインロンギヌス(仮称)
(旧劇のラストシーンに登場した双頭の槍です)
この3つを使ってガフの扉を開きます。
そこに突如マーク9に乗っ取られたヴンダーに
ゲンドウが一人で乗り込んできました。
リツコは銃でゲンドウの頭を容赦なく撃ちますが、
ゲンドウは死にませんでした。
ゲンドウはネブカドネザルの鍵を使って
自らを人外へと変化させていました。
(使途なのか天使なのかわかりません)
どうやらゲンドウは
ゼーレが目指していた「魂を一つに返すフォースインパクト」ではなく
「エヴァインフィニティを依り代にし、
死後の魂もろとも全ての魂を同一世界に召喚する」
つまりは身体と魂両方の補完を目指し
「アディショナルインパクト」
の発動を目的としていました。
リツコ、ミサトの後に登場したシンジの問いかけを無視し、
ゲンドウは13号機に乗り込んで
ガフの扉を通って「死後の世界」へ飛び込んでいきます。
その後マリがマーク9を捕食し、
ヴンダーの制御を取り戻します。
トウジの妹であるサクラたちの制止もありましたが
ミサトの後押しを受けてシンジはゲンドウの後を追うことを決意します。
シンジとマリを乗せた8号機は
ゲンドウの後を追って死後の世界へ行くのでした…
(アダムスの器であるマーク9を取り込んだ8号機は
ガフの扉を通ることができます)
死後の世界
3/11更新予定